僕の妻はエイリアン 「高機能自閉症」との不思議な結婚生活



僕の妻はエイリアン 「高機能自閉症」との不思議な結婚生活
僕の妻はエイリアン 「高機能自閉症」との不思議な結婚生活

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ああやっぱり…
男性が書いたはずの文なのにやたら女性っぽい
そう途中で違和感を覚えてあとがきを読み「ああやっぱり…」と思った
アスペルガーの知人がいて私は彼女と接する度に正直イライラと不快感を感じる
少しでもそういう障害を持った方を理解できれば、と本書を手に取ったのだが、アスペルガーに理解のある夫が書いたように見せかけて実はアスペルガーである妻本人が書いていたという落ちから本書を振り返ると実に鼻持ちならない
なるほど、アスペルガーのこういうところに毎回自分は腹を立ててるわけだ、と再確認した
実際に筆者の夫が書いたものなら、または本人が夫のふりをせず本人の観点から書いたものなら本書への評価は違ったと思う
この本は、少なくとも私にとってはアスペルガーの肯定的理解にはつながるものではなかった
「自閉症なんだけどカナー型とは違ってアスペルガー私は頭がいいの。」という主張ばかりがものすごく鼻についた


社会的ひきこもりと自画自賛のアリア
アスペルガー診断済です。自分と同じ障害をお持ちの方が自分で書いた本というので、期待して読みはじめました・・・が肩透かしでした。

同じことばかりが書いてある本という印象は否めません。(1)自分の能力とか特技の誇示(英語が巧い、料理にセンスがある、旅行名人である、有名人と接触がある・・)、(2)出来ないことと障害の関連・言い訳(周囲が障害に理解がないから仕事が出来ない、田舎だから仕事がない、車が運転できないから家の外へ出られない、障害者は好きじゃないから施設へは通いたくない・・)が続きます。自分で自分を褒めちぎって書くために、こういう「夫が書いた」という設定にしたのかなとふと思いました。

アスペだから鬱になった…というのは分かりますが、アルコールにはまったのは本人がだらしがないからという気がします。全てのアスペの人が飲酒の問題を持つとはとても思えません。そのアルコール依存から立ち直ることが出来たのも「自分の情報収集能力と、自分の行動力のおかげ」というくだりでは完全にしらけてしまいました。

それにこの本は「健常者と結婚できたアスペルガーの女性」「健常者の夫が全ての金銭的ニーズと社会的保護を与えてくれる」ケースです。泉さんは自分がどれだけ恵まれているか分かっているんだろうか?
しかしアスペの男女も結婚できなかった場合、自立・自活を強いられるわけで、この著者のように「働きたくなければ働かなくってもいい」「福祉1本に頼らなくてもいい」という理想的環境にあるわけではありません。その問題の深刻さがまるで触れられていないのがこの本を読んで失望した理由かもしれません。



夫婦間の通訳本
この本は私よりも夫の方が共感し、理解を深めた本だ。
以前から夫に理解して欲しかった私は、恐る恐る夫に
「あなたと同じ事言ってる人いてるよ?」と本を差し出した。
最初は嫌々だったのが、みるみる表情が変わり「同じや?!」と感激した夫。
どうやら自分と同じ苦しみ?(日常体験)をしている人がいた事に
感激したらしい。私としては少々複雑だったが、興味を持ってくれた事に感謝した。

私よりも先に読み終わり、私と口論になりかけるとこの本を取り出し
「え?っと何処やったかな」と私に伝えたいことを代弁している章を探し当て
ありがたい事に朗読してくれた。(私が読んでからはない)

この本に出会ってから、言葉の受け取り違いからの喧嘩が少なくなった。
勿論、喧嘩が無くなった訳ではないが。
どの夫婦にも当てはまる事ではないだろうが、夫婦間の架け橋になる
可能性が高い本だと思う。

賛否両論あるとは思うが、処世術としても楽しく読める
異星人という表現自体が、見方によっては、差別的ではないかと思われるが
作者の意図は、欠陥のある地球人ではなく、違うつくりの完成した宇宙人ということだと
思う。
つまり、作者にとって、同じ地球人の枠内で、自らを障害と位置づけられることのほうが
よっぽど差別的に感じるのだ。これを理解した上で、途中で読むのをやめずに
最後まで読むと、いろいろことが伝わってくるので、最後まで読んでほしい。
作者の症状は、ノンバーバルなコミュニケーションをこなせない
ことにつきるのだが、そのことから生じる周りとの軋轢を
どういった努力で回避しようとしたのかという過程は、一般の人であっても
多少、人間関係に苦手のある人は、学ぶべきことが多いと思われる。
病気を理解するという観点で読んでもいいが、処世術として読んでもよいのではないだろうか。

たまたま手にした本
 たまたま古本屋に行って目に留まった一冊の本、それがこの本でした。
 私は以前から周囲まるでどこかの国から来たエイリアンみたいだと言われることが多く、また裏表紙に書かれていた事項にかなりたくさんあてはまったことから、もしかしてと思い即決で購入しました。そして、いざ内容を読んでみると、非常に覚えがあることが多く、興味深々で最後まで読み通してしまいました。
 以前から、高機能自閉症という言葉は耳にしたことがありましたが、実際にどういったものか、深い理解はありませんでした。しかしこの本は、障害をもたない夫からの視点で書こうと努力がされており、また日常生活を介してのストーリが多く、内容的にとてもわかりやすかったです。高機能自閉症に対する理解が深まりました。
 本書の中にも言及されていますが、高機能自閉症と分類される人は実に6%にものぼるそうです(ということは40人のクラスで2?3人は高機能自閉症の人がいるということになります)。
 自分がもしかしたら高機能自閉症ではないか、と思ったら一度読まれてみてはいかがでしょうか?




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